【2018年度版】完全攻略!比べて選ぶ、実体顕微鏡

比べて選ぶ_実体顕微鏡

組立、検査、精密作業に欠かせない、最もポピュラーな顕微鏡。

近年、加工部品はどんどん高精度に、またどんどん細かく小さな仕上げが必要になってきています。加工技術はもとより、その出来上がりを検査する場合にも、より高度なものを要求されます。目で見るだけでは到底確認しきれないこともしばしば。こんな時にはものを大きく拡大して見る、拡大観察装置の出番です。今回は、製造業の検査工程で見かけないことはない、と言えるほどよく使われている「実体顕微鏡」について取り上げます。
実体顕微鏡はだいたい30~3mmくらいまでの視野サイズを持つ顕微鏡で、電子基板の部品実装の様子の確認、はんだクラックの検査、場合によっては観察しながら精密作業をするためなど、に利用されています。目視では見えづらい小さなものを拡大して見るのにちょうどよい視野サイズ、倍率を持っているので非常に扱いやすく、用途も先に紹介したものに限らず多岐にわたります。
用途が多く、利用頻度も高いので、非常によく購入される機器でもあるのですが、ほとんどの現場では「今あるものと同じもの」を増設することが多いようです。このため、ポピュラーな割にはどんなメーカーのどんな機種があるのか、意外に知らないものです。使い慣れた機種がいいという意見も多いですが、扱いはとても簡単な装置なので、他のメーカーの他の機種に変更したとしても、実はそれほど使い勝手は変わりません。
あえてメーカーや機種を変更する必要はありませんが、この機会に他メーカー、他機種のことも知っておいて損はないでしょう。よりグレードの高い機種は何が違うのか、他メーカーとは何が違うのか。有名メーカーの機種は比較的高価ですが、新品ではなく中古顕微鏡を探す、という方法もあります。実体顕微鏡は流通量も多いため、程度の良い中古顕微鏡が、意外に安く手に入るかもしれませんよ。

実体顕微鏡を作っているメーカーは複数ありますが、ここでは比較的よく目にするメーカーの、代表的な実体顕微鏡をメーカーごとに見ていきましょう。なお、実体顕微鏡はバリエーションが色々ありますので、本記事ではズームタイプのものに絞って紹介していきます。

 

メーカーごとの機種比較一覧

 

目次

1. オリンパス(日本)
2. ニコン(日本)
3. ライカ(ドイツ)
4. カール・ツアイス(ドイツ)
5.レイマー(日本)
6.メイジテクノ(日本)
7.カートン光学(日本)
8.ビクセン(日本)
9. まとめ

 

 

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