【2018年度版】完全攻略!比べて選ぶ、輪郭形状測定機

断面形状

Photo:https://photos.icons8.com/

立体物の断面図や輪郭図は、立体そのままよりも形状の特徴をつかみやすくしてくれます。

客先や自社他部門の要求に応じて加工部品を製造する際、寸法だけでなく形状がきちんと出ているか、納品前に調べておきたいことがあります。三次元測定機ではポイントの座標しか求められないため、形状の具合を把握するのは難しく不満が残ります。このような場合、ポイントではなく部品の表面をなぞって、その輪郭形状(断面形状)を測定できる測定機があれば、非常に重宝します。そういった用途にぴったりの測定機として、接触式の輪郭形状測定機(表面形状測定機)というものがあります。この測定機も非常にポピュラーで、多くの製造現場で使用されています。ただ意外にも、自身で使っている機種以外にどんなものがあるのか知らないことが多いようです。

輪郭形状測定機とは、てこ式の針で対象物上を直線状になぞり、そのライン上の外形輪郭データを取得するものです。測定範囲はてこのストローク量で制限されます。また、表面をなぞるという測定原理上、なぞる方向に急峻な登り坂や突起があるとてこ式の針がそこに引っかかり、測定できなくなります(最悪の場合は針が破損)。この測定機は多くの場合、特定の一ラインの線状データしか得られませんが、高価な機器ではこの線状データを少しずつずらしながら複数取得し、並べて三次元形状を再現できるものもあります。ただし、非常に測定時間がかかるため、あまり一般的ではありません。この測定機も、いくつかのメーカーから販売されています。

それではさっそく、代表的な機種を見ていきましょう。

 

メーカーごとの機種比較一覧

 

目次

1. ミツトヨ(日本)
2. 東京精密(日本)
3. 小坂研究所(日本)
4. TAYLOR HOBSON®(イギリス)
5. まとめ

 

 

ミツトヨ(日本)

輪郭形状測定機コントレーサ CV-4500

輪郭形状測定機

写真:輪郭形状測定機コントレーサ

機種名輪郭形状測定機コントレーサ
精度 X軸±(0.8+0.01L) μm ※L=駆動長さ(mm)
精度 Z軸±(0.8+|2H|/100) μm ※H=水平位置からの測定高さ(mm)
測定範囲X, Z = 100, 60(±30) mm (CV-4500x4シリーズ)
特徴劇的に進化した輪郭形状測定機。上下面連続測定機能・測定力可変機能により多彩な測定を実現。マグネットワンタッチ着脱のNewアームを採用。(輪郭形状測定機製品ページより) カタログ

 

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